-ギャルソンカフェとはどんなお店ですか?
「コンセプトカフェ」と言って、あるテーマに基づいて運営されるカフェのことですが、当店は、フランスのギャルソン(ウエイター)がテーマとなったお店です。
-どうしてそのようなテーマにしようと思ったのですか?
このお店を立ち上げる前は、営業職をやっていたのですが、そこでは女性の部下が多く、ある時彼女たちから、彼氏がいない女性は、休日になると女の子同士5.6人で集まってずっとカラオケボックスにいると聞きました。その話を聞いた時に、女性が接客やおもてなしを受けて楽しめる空間というのは、あまり世の中にはないのかなという感じがしたのです。ホストクラブになると料金が高いですし、初めて行くとなると、不安があったり敷居も高かったりしますよね。それなら、安くて安心して遊べるお店を作ろうと思ったのです。
-全く違う業種から始めることに対して、不安はありませんでしたか?
飲食店を何件も経営している友人に誘われたということや、昔アルバイトで居酒屋など飲食店に勤めていた経歴もありましたので不安はそこまでありませんでした。それよりも、絶対にニーズはあるだろうと思い、勢いで始めました。それと、今回、お店を作るにあたって、僕自身が「コンセプトカフェ」というものを全く分かっていなかったので、色々な方に知識をいただきました。そこで本当に様々なご意見を聞くことが出来たので、コイン制などのおもしろいシステムを作ることが出来ました。
-多くの方の意見がそのままお店作りに反映されているということですね。
内装や家具などもとても可愛らしい雰囲気ですが、そういったところにも意見が取り込まれているのですか?
はい。色々と意見を聞いている段階で、妄想がすごく好きだという方々からも話を聞き、その中の1人が、映画のアメリも妄想が好きということを教えてくれたんです。 それで、フランスの映画だし、ちょうど当店のコンセプトとも合っていると思い、アメリの部屋をイメージにして店内も作りました。
-お店のスタッフを集めるにあたって、オーディションをしたと聞いたのですが…。
はい。僕が望むスタッフというのが、とにかく『夢を持っている人』というのが条件でした。僕自身、昔お芝居をやっていた時があるのですが、夢を持っている人はすごくポジティブな人が多いんですよね。こういう時代ですから、ネガティブオーラを吹き飛ばしてくれるようなスタッフと一緒に仕事がしたいと思ったのです。ですから募集要項には、『夢を持っている』ということを絶対条件に集めました。お陰様で、273名の応募を頂きまして、そのうち60名をオーディションし、その中から今の20名のスタッフを選んだんです。
-273名中20名ですか!?相当な倍率ですよね。
そうですね。ただ単にイケメンスキルというだけでなく、歌が歌えるとかダンスが出来るとか、コニュニケーション能力というところも非常に強く見ました。ですから、ここにいるスタッフ全員が何かしらの特技を持ち合わせています。
-ただ単にカッコイイだけでなく、みなさん才能も持ち合わせた方達なんですね。最後に、巻田社長の今度の夢や抱負などをお伺いしたいのですが。
ここにいるスタッフが夢を叶えてくれることが、僕自身の夢です。役者やモデルにしろ、ミュージシャンにしろ、夢を実現するということは本当に大変なんです。チケットを売ろうとしても、手売りで友達に買ってもらうとか、チケット代のノルマを課すために働いているという現状があって、結局はお芝居の稽古をしたくても打ち込めないんです。でもここで働くことによって、色々支援が出来れば、少しは役に立つことが出来るのかなと思います。ですから、僕としては1人でも2人でも、「夢を叶えました!」という人を作ることが夢です。それから、今回の応募で、女性の応募もすごく多かったので、ゆくゆくは女性のお店を作れたらと思っています。

